今、注目のインフルエンサーマーケティングとは?
自分の会社の商品やサービスを販売したいけど、どのようなマーケティング活動をしたら、商品やサービスが売れるのか?
悩んでいないだろうか?
従来通りのテレビや雑誌の広告では、売れなくなってきていて厳しい?という状態だろうか?
そんな時に使えるのが、今回説明するインフルエンサーマーケティングです。
では、早速始めていきます。
(1) インフルエンサーマーケティングとは?
SNS上で、社会的に影響力を持つインフルエンサー(人)に、自分の会社の商品やサービスをネット上で紹介してもらうことです。
例えば、YouTuber, Instagrammer (インスタグラマー)、TikToker, ブロガーなどです。
そういったインフルエンサーのコミュニティにいるファンの間で、商品やサービスの認知度 (興味や関心)を上げでもらい、購買につなげる手法です。
従来の方法では、企業から消費者に対して、直接テレビCMを行い、特定の人間をターゲットとしないマスマーケティングを行ってきました。
ただ、今日だと、テレビを見ない方などもいるため、商品が売れなくなってきており、それに代わる手法の中の一つと インフルエンサーマーケテイングが誕生しました。
この市場は急拡大しており、現在市場規模 (2021年)としては、200億円ですが、2030年には、約800億円になると言われております。
具体的な手法として、
企業からインフルエンサーに依頼して、商品を紹介してもらいます。
・依頼方法としては、インフルエンサーにSNS上で企業から直接連絡をする。
・YouTuberなどであれば、所属している事務所に連絡をします。
場合によっては、企業とインフルエンサーをつなぐ 仲介業者なども存在します。
(2) インフルエンサーの種類
インフルエンサーは、下記の4グループに分かれます
・トップインフルエンサー(SNS上のファンの数、登録者100万人以上)
・パワーインフルエンサー(SNSN上のファンの数、登録者10万人以上)
・マイクロインフルエンサー(SNS上のファンの数、登録者1万人以上)
・ナノインフルエンサー( SNS上のファンの数、登録者1万人以下)
一昔前はトップインフルエンサーの広告としての起用が多かったのですが、最近では、消費者に近い存在となるマイクロやナノインフルエンサーの起用が増えております。
(3) インフルエンサーマーケティングのメリット、デメリットとは?
メリット:
・SNS上では、美容、ガジェット、旅行、グルメ、筋トレなど、特定の分野に絞って紹介しているインフルエンサーが多いので、ターゲットにアピールしやすい。
例えば、美容系のインフルエンサーに登録している消費者は、美容に興味、関心がある確率が高いです。
・消費者にとって、マイクロやナノインフルエンサーは、身近で親しみやすい存在です。そのため、共感を得やすい、消費者と同じ目線での商品やサービスの感想をもらえるという印象があります。
・現在、テレビを見ない層が増えているので、SNSの方が、消費者に受け入れてもらいやすいなどの理由があります。
デメリット:
・適切なインフルエンサーを見つけるのが難しいです。そのインフルエンサーのコミュニティにいるファンがどのような事に興味、関心があるのかを事前に調査する必要があります。
また、ファンや登録者などをお金を払って購入している方もいるので、本当に影響力があるのか判断するのが難しい所があります。
・効果検証などの調査が長期になると、結果が分かりにくい場合があります。インフルエンサーの影響による拡散範囲が分からなくなります。商品の魅力なのか、インフルエンサーの影響なのか?などです。
(4) 使用されるSNSのサイト
・ブログ
・Snapchat (スナップチャット)
使用されるサイトとしては、映像を載せる事ができるYouTubeとInstagramが多いです。
最近、10、20代の女性の間で拡大しているInstagramを使用する場合は、映像に関してかなりのセンス、洗練されたきれいな、オシャレな映像が求められますので、YouTubeなどと比べると少しハードルが上がります。
続いて、文字と画像や写真のみとなりますが、Twitterの使用割合が多いです。
結論:
いかがでしたでしょうか?
もし従来のマーケティング活動で、商品が売れなくて困っていることがありましたら、一度このインフルエンサーマーケテイングを試してみてはいかがでしょうか?
その他の記事:
「バイラルマーケティングとは? 売上アップしたいなら理解しよう」